宇都宮は、全国屈指の餃子消費量を誇る「餃子の街」。JR宇都宮駅に降り立つと、駅ビル「パセオ」の中だけでも複数の餃子専門店が営業しており、改札を出てすぐに本場の味を楽しめる環境が整っています。
一方で、店舗数が多いからこそ「結局どこに行けばいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。王道の老舗から味噌ダレで食べる個性派、もちもち皮の変わり種まで、お店ごとに味の方向性はまったく異なります。
この記事では、JR宇都宮駅から徒歩5分以内で行ける「駅チカ」の餃子店を8店に厳選して紹介します。駅ビル内の店舗を中心に、駅の東口・西口すぐの店舗も含めているので、新幹線や在来線の待ち時間にサッと立ち寄りたい方にも使いやすい内容です。
なお、営業時間や価格は変更される場合があるため、おでかけ前に各店舗の公式サイト等で最新情報を確認することをおすすめします。
宇都宮駅ビル「パセオ」内の餃子店5選
JR宇都宮駅の駅ビル「パセオ」には、2025年4月時点で7店舗もの餃子関連店が営業しています。改札から直結しているため、電車の乗り換え時間や出発前のちょっとした隙間時間でも餃子を堪能できるのが最大の魅力です。ここでは、パセオ内で特に人気のある5店舗を紹介します。
1. 宇都宮みんみん ステーションバル(パセオ3F)
宇都宮餃子の代名詞ともいえる「宇都宮みんみん」が、駅ビルパセオ3階で展開するバルスタイルの店舗です。JR宇都宮駅西口から直通の「ホテルメッツ宇都宮」内に位置しており、大谷石を使った落ち着いた内装が印象的。
みんみんの餃子は、白菜を多めに使ったさっぱりとした味わいが特徴で、にんにくは旨味成分だけを抽出しているため、食後の臭いが気になりにくい点も好評です。ステーションバルでは定番の焼餃子・水餃子のほか、ビール・日本酒・ワイン・果実酒などアルコールメニューが充実しているのが他のみんみん店舗との違い。餃子の皮をアレンジしたおつまみや唐揚げなどサイドメニューも豊富で、「餃子で一杯」が楽しめます。
店内には電車の時刻表が表示されているため、乗車時間を気にしながらゆっくり過ごせる配慮もうれしいポイントです。
| 店舗名 | 宇都宮みんみん ステーションバル |
|---|---|
| 場所 | 宇都宮駅ビルパセオ 3F(ホテルメッツ宇都宮内) |
| 営業時間 | 11:00〜20:30(L.O. 20:00)※要確認 |
| 定休日 | 不定休 |
| 主なメニュー | 焼餃子、水餃子、おつまみ各種 |
| テイクアウト | 可(冷凍生餃子の販売あり) |
なお、パセオ3Fには「宇都宮みんみん ホテルメッツ店」も隣接しています。こちらは焼・水・揚の3種類に加え、限定メニューの「炸々麺(ジャジャメン)」やハイボールも提供しており、違った楽しみ方ができます。
2. 味噌と餃子 青源 パセオ店(パセオ1F)
寛永2年(1625年)創業、約400年の歴史を持つ栃木の老舗味噌屋「青源味噌」が直営する餃子専門店です。宇都宮の餃子店のなかでも「味噌ダレ×餃子」という独自の路線で存在感を放っています。
定番の「源ちゃん焼き餃子」はもちろん、ネギと味噌ダレをたっぷりかけた「青源のネギ味噌餃子」が看板メニュー。味噌スープ仕立ての「青の水餃子」「赤の水餃子」など、ほかの店では味わえない個性的なラインナップがそろっています。餃子に軽くにんにくを効かせた味噌ダレとの組み合わせは、一度食べるとクセになる味わいです。
| 店舗名 | 味噌と餃子 青源 パセオ店 |
|---|---|
| 場所 | 宇都宮駅ビルパセオ 1F |
| 営業時間 | パセオの営業時間に準ずる(要確認) |
| 主なメニュー | 源ちゃん焼き餃子、ネギ味噌餃子、青の水餃子、柚子みそ餃子 など |
| テイクアウト | 可 |
3. 宇都宮餃子館 パセオ店(パセオ2F)
マスコットキャラクター「スタミナ健太くん」でおなじみの「宇都宮餃子館」。JR宇都宮駅改札口のすぐ前、パセオ2階のグランマルシェ内にあり、アクセスのよさは駅ナカ随一です。
この店舗の特徴は、焼き餃子だけで12種類以上というバリエーションの豊かさ。定番の「健太餃子」は、栃木県産ニラ・日光の名水・青森県田子町のにんにく・群馬県嬬恋高原のキャベツと、素材にこだわった野菜たっぷりの一品です。にんにく抜きの「しょうが餃子」は女性に人気があり、ほかにも「しそ餃子」「ニラ餃子」「チーズ餃子」など変わり種が豊富。佐野ラーメンとのセットも楽しめます。
冷凍生餃子のテイクアウト販売もあるため、お土産選びにも便利です。
| 店舗名 | 宇都宮餃子館 パセオ店 |
|---|---|
| 場所 | 宇都宮駅ビルパセオ 2F(グランマルシェ内) |
| 営業時間 | パセオの営業時間に準ずる(要確認) |
| 主なメニュー | 健太餃子、しょうが餃子、しそ餃子、チーズ餃子、佐野ラーメン など |
| テイクアウト | 可(冷凍生餃子あり) |
4. 満天家 宇都宮パセオ店(パセオ1F)
パセオ1Fのフードコート「宇都宮フードホール」内にある餃子店です。宇都宮特産の大谷石や栃木県産ヒノキの椅子・テーブルが配置されたおしゃれなフードコートで、気軽に餃子を味わえます。
餃子の餡には那須三元豚やニラ、キャベツなど地元産の新鮮な素材をたっぷり使用しており、素材そのものの味をしっかり感じられる仕上がりが持ち味。夜の時間帯には、ピリ辛味噌味の蒸しもやしと餃子のセット「もやギョウセット」があり、仕事帰りのちょい飲みにも向いています。
| 店舗名 | 満天家 宇都宮パセオ店 |
|---|---|
| 場所 | 宇都宮駅ビルパセオ 1F(宇都宮フードホール内) |
| 営業時間 | 10:00〜21:30(要確認) |
| 主なメニュー | 焼餃子、もやギョウセット など |
5. 宇味家 JR宇都宮駅構内店(パセオ2F)
JR宇都宮駅改札口から徒歩約1分、パセオ2Fのグランマルシェ内にある「宇味家(うまいや)」。改札までの距離が近く、電車の発車ギリギリまで餃子を楽しめるのが強みです。
焼・水・揚の定番3種に加え、宇味家名物の「フライ餃子」が食べられるのはここならでは。パン粉のサクサクとした衣と、中のジューシーな餡のコントラストが楽しめる一品で、特製オリジナルソースとの相性も抜群です。また、駅構内店限定で「志那そば」「佐野ラーメン」などの麺類メニューもあり、餃子とセットで食べる人も多くいます。
国産の産地直送素材を使用しており、独自製法によるもちもちの皮と、コクのある秘伝のタレも評判のポイントです。
| 店舗名 | 宇味家 JR宇都宮駅構内店 |
|---|---|
| 場所 | 宇都宮駅ビルパセオ 2F(グランマルシェ内) |
| 営業時間 | 要確認 |
| 主なメニュー | 焼餃子、水餃子、揚餃子、フライ餃子、志那そば など |
| テイクアウト | 可(冷凍生餃子・焼餃子テイクアウトあり) |
宇都宮駅から徒歩5分以内の駅チカ餃子店3選
駅ビルの外にも、徒歩数分圏内に実力派の餃子店が点在しています。少しだけ足をのばせば、駅ナカとはまた違った雰囲気の中で宇都宮餃子を満喫できます。
6. 宇都宮みんみん 宮みらい店(ウツノミヤテラス2F)
2022年8月にオープンした商業施設「ウツノミヤテラス」の2階に入るみんみんの大型店舗です。JR宇都宮駅東口からペデストリアンデッキで直結しているため、雨の日でも濡れずにアクセスできます。
52席と広々とした店内には日光杉や大谷石が使われ、みんみんの中でも特にモダンな空間。注文はタブレット、会計はセルフレジと、効率的なシステムが導入されており、回転も比較的スムーズです。順番受付機もあるため、待ち時間に館内のショッピングを楽しむこともできます。
メニューは定番の焼・揚・水餃子に加え、この店舗限定の「豆乳タンタンスープ餃子」や前菜などの一皿料理も用意されています。本店とは一味違うみんみんを体験したい方におすすめの一軒です。
| 店舗名 | 宇都宮みんみん 宮みらい店 |
|---|---|
| 場所 | ウツノミヤテラス 2F(JR宇都宮駅東口デッキ直結) |
| 営業時間 | 11:00〜20:30(L.O. 20:00)※要確認 |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日)※変更の場合あり |
| 主なメニュー | 焼餃子、揚餃子、水餃子、豆乳タンタンスープ餃子 など |
| 席数 | 52席 |
| テイクアウト | 可 |
7. 餃天堂 シンボルロード店
もちもちの皮が最大の個性である「餃天堂」。もともとJR宇都宮駅西口の駅前にありましたが、現在はオリオン通り方面の「シンボルロード店」に移転して営業しています。東武宇都宮駅からは徒歩約5分、JR宇都宮駅からはやや歩きますが、バスやタクシーを利用すれば数分で到着します。
餃天堂の餃子は皮に米粉を使用しており、一般的な餃子とは異なるプルプルもちもちの食感が楽しめます。餡は肉の比率が高くジューシーで、にんにく不使用のためさっぱりとした味わいです。丸い形の焼餃子はマヨネーズと一味唐辛子をつけて食べるスタイルが定番。水餃子はほうれん草を練り込んだ翡翠色の皮が美しく、スープに酢・醤油・ラー油を入れて好みの味に調整して食べるのがおすすめです。
| 店舗名 | 餃天堂 シンボルロード店 |
|---|---|
| 場所 | 栃木県宇都宮市池上町1-11 |
| 営業時間 | 10:30〜22:00(要確認) |
| 主なメニュー | 焼餃子(1人前5個 600円)、水餃子(1人前5個 600円)※価格は要確認 |
8. 来らっせ 本店(MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店 B1F)
「どの店に行くか決められない」「いろんな味を少しずつ食べ比べたい」という方にうってつけなのが、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ 本店」。JR宇都宮駅から徒歩約15分とやや距離がありますが、バスを使えば数分でアクセスでき、MEGAドン・キホーテの地下1階という分かりやすい立地です。
店内は「常設店舗ゾーン」と「日替わり店舗ゾーン」の2エリアで構成されています。常設店舗では「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」の5店の餃子を、それぞれのブースで注文して食べられます。日替わり店舗では、約30種類の餃子が日替わりで提供され、1皿で5店舗の味が楽しめる「盛合わせ」メニューも用意。宇都宮餃子の入門にも食べ歩きの締めにもぴったりのスポットです。
お土産コーナーでは30店舗以上の冷凍餃子が販売されており、全国配送も対応しています。
| 店舗名 | 来らっせ 本店 |
|---|---|
| 場所 | MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店 B1F(JR宇都宮駅から徒歩約15分) |
| 営業時間(常設) | 平日 11:00〜20:30(L.O. 20:00)/土日祝 11:00〜21:00(L.O. 20:30)※要確認 |
| 営業時間(日替わり) | 11:00〜21:00(L.O. 20:30)※要確認 |
| 常設5店舗 | 宇都宮みんみん、めんめん、香蘭、龍門、さつき |
駅チカ8店の比較一覧表
ここまで紹介した8店舗の特徴を、まとめて比較できるようにしました。駅からの距離や餃子のタイプを参考に、自分に合うお店を見つけてみてください。
| 店舗名 | 駅からの距離 | 餃子の特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| みんみん ステーションバル | 駅ビル内(パセオ3F) | 白菜多めのさっぱり系、お酒充実 | 餃子と一杯を楽しみたい人 |
| 青源 パセオ店 | 駅ビル内(パセオ1F) | 味噌ダレで食べる個性派 | ほかにない味を試したい人 |
| 宇都宮餃子館 パセオ店 | 駅ビル内(パセオ2F) | 12種以上の豊富な種類 | いろんな味を食べ比べたい人 |
| 満天家 パセオ店 | 駅ビル内(パセオ1F) | 地元産素材の王道焼餃子 | 気軽にフードコートで食べたい人 |
| 宇味家 駅構内店 | 駅ビル内(パセオ2F) | フライ餃子が名物 | 電車の時間が迫っている人 |
| みんみん 宮みらい店 | 東口デッキ直結 | 限定メニューあり、広い店内 | ゆったり過ごしたい人・東口利用者 |
| 餃天堂 シンボルロード店 | 東武宇都宮駅から徒歩約5分 | 米粉皮のもちもち系 | 王道とは違う餃子を体験したい人 |
| 来らっせ 本店 | 徒歩約15分(バス利用可) | 複数店の食べ比べ | 初めてで迷っている人・お土産購入 |
宇都宮駅で餃子を楽しむためのポイント
最後に、宇都宮駅周辺で効率よく餃子を楽しむためのポイントをいくつか紹介します。
混雑を避けるなら14時〜16時が狙い目
宇都宮の餃子店は昼時(11時〜13時)と夕方以降に混雑する傾向があります。多くの店舗が通し営業をしているため、ランチタイムを外した14時〜16時頃に訪れると比較的スムーズに入店できることが多いです。土日祝日は終日混み合う店舗もあるため、EPARKなどの順番受付サービスを活用するのもひとつの方法です。
注文の「通」な言い方
宇都宮の餃子店では、焼餃子を「ヤキ」、水餃子を「スイ」、揚餃子を「アゲ」と略して呼ぶ文化があります。1人前は「シングル」、2人前は「ダブル」。たとえば焼餃子を2人前頼むなら「ヤキ、ダブルで!」と注文すると、ちょっとした通気分を味わえます。
お土産には冷凍餃子が便利
駅ビルパセオ内の「来らっせ パセオ店」では、宇都宮餃子会に加盟する30店舗以上の冷凍生餃子を購入できます。各店舗でも冷凍餃子を販売しているところが多いため、気に入った味があればお土産用にテイクアウトするのがおすすめです。保冷剤付きで販売している店舗が多く、持ち帰りもしやすくなっています。
食べ歩きなら2〜3店のはしごが現実的
宇都宮餃子は1人前5〜6個が標準で、価格帯は1人前250円〜600円程度とリーズナブル。1店で2人前食べてもお腹いっぱいにならないサイズ感なので、2〜3店舗をはしごして食べ比べするのがおすすめの楽しみ方です。駅ビル内の店舗だけでもはしごが成立するのは、宇都宮駅ならではの贅沢といえます。